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足場点検記録をkintoneで作る 法定項目とフィールドの対応

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確認日 2026年11月2日

足場点検で記録が義務なのは、悪天候・中震以上の地震・組立て等の後の点検(安衛則567条2項)の結果、点検者の氏名、補修等の措置の内容。保存は足場を使う作業の仕事が終わるまで。 kintoneでは1回の点検を1レコード、点検事項1つをテーブルの1行にすると、厚生労働省の様式例に沿って組める。

区分記録する内容kintoneの案根拠
義務点検の結果テーブルの良否567条3項1号
義務点検者の氏名ユーザー選択か文字列567条3項1号
義務補修等の措置の内容テーブルの是正欄567条3項2号
様式例工事名、工期、実施理由、足場の概要文字列、日付、ドロップダウン厚労省チェックリスト
提案現場写真添付ファイル条文の記録事項にはない

注文者の点検も655条2項が同じ事項を求める。kintoneの案の列は当サイトの設計案で、条文が決めているのは記録事項までである。

フィールドの作り方

レコードの上部に、工事名、実際の工期(開始日と終了日)、事業場名、点検日、点検者、実施理由、足場の概要を置く。工期は契約工期ではなく実際の工期を書くよう、様式例の注に示されている。

  • 点検者は[ユーザー選択]にすると必須項目にでき、初期値にログインユーザーを指定できる。kintoneのユーザーから選ぶ欄なので、アカウントのない点検者がいるなら文字列にする。
  • 実施理由は[ドロップダウン]で、悪天候後、地震後、足場の組立後、一部解体後、変更後から1つ選ぶ。様式例は詳細の記入も求めているので、文字列を1つ足す。
  • 点検日は[日付]で、カレンダーから選べる。

テーブルの列は、様式例の注から点検事項、良否、該当箇所、是正箇所、是正方法、是正日、是正の確認者の7列とする。

テーブルと添付の上限

kintoneヘルプの制限値一覧にある数字は次のとおり。

対象制限値
テーブル10フィールドかつ100行までを目安とする案内
フィールド1アプリ500個まで。テーブルは中のフィールド数+1で数える
添付1ファイル1GBまで
検索50MB以上の添付はファイル名だけ検索できる

7列のテーブルは8フィールドと数える。行は2項の9項目で9行から始まり、該当箇所ごとに行を足す。1回の点検で100行に近づくなら、足場の区画ごとにレコードを分ける。

チェックリストは足場の種類に応じて作るよう様式例の注1が求めているので、点検事項の行は使う足場に合わせて直す。添付は複数のファイルを付けられ、種類を問わない。工事写真は工事写真台帳プラグインでA4に印刷できる。

電子保存と毎日の点検

567条3項と655条2項の記録は、厚生労働省のe-文書省令(平成17年厚生労働省令第44号)の別表第一と第二に載っており、電磁的記録で作成・保存できる。保存では、必要に応じて直ちに画面に表示し、書面を作れるようにする(同省令4条3項)。

省令はファイルでの保存と書いていて、クラウドサービスを名指ししていない。kintoneで運用できるかの最終判断は、所轄の労働基準監督署に確かめる。

毎日の作業開始前点検(567条1項)に記録の条文はない。指名と点検は義務なので、残すなら実施理由に「作業開始前」を足し、義務の記録と区別できるようにする。これは当サイトの提案である。

まず紙やExcelで試すなら足場の点検記録ツール、プラグインはkintoneの無料プラグイン一覧にある。

参考にした資料

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