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建退共とCCUSの基本 掛金日額320円と登録料、現場利用料

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建退共は、建設現場で働く労働者の退職金の制度。事業主が働いた日数分の掛金(日額320円)を納め、通算12月以上で退職金の対象になる。 CCUSは、技能者の資格と就業履歴をためるシステム。技能者の登録料は2,500円か4,900円、元請は1人日10円の現場利用料を払う。 2つは別の制度だが、CCUSの就業履歴を建退共の掛金充当に使える。

目次
  1. 建退共とCCUSの違い
  2. 掛金と利用料の式
  3. 掛金の納め方は2つ
  4. 退職金の額
  5. 出典

建退共とCCUSの違い

項目建退共CCUS
ためるもの退職金の掛金資格と就業履歴
払うお金掛金 日額320円登録料、管理者ID利用料、現場利用料
払う人事業主(共済契約者)技能者、事業者、元請
一人親方任意組合をつくって加入事業者登録料0円、管理者ID利用料2,400円

掛金の日額は、1人1日300円以上800円以下の範囲で規程が定める(中小企業退職金共済法 第44条)。建退共の証紙は1日券が320円。

職種や国籍、日給か月給かを問わず加入できる。役員報酬を受ける人と本社などの事務専用社員は入れない。

掛金と利用料の式

建退共の掛金 = 就労日数 × 320円 CCUSの現場利用料 = 技能者数 × 就業日数 × 10円(税込) 退職金の対象 = 掛金の納付が12月以上(21日分を1か月と換算、252日分)

例題計算金額
下請の技能者4人が月18日働く(建退共)4人 × 18日 × 320円月23,040円
1人が月18日のペースで12月分に届くまで252 ÷ 1814か月
元請の現場に15人が60日入場(CCUS)15人 × 60日 × 10円9,000円
資本金1,000万円の会社がCCUSを5年使う24,000 + 11,400 × 581,000円

事業者登録料は資本金で決まり、1,000万円以上2,000万円未満は24,000円で5年有効。同じ現場に1日2回入っても1人日、午前と午後で同じ元請の別現場に入ると2現場分になる。

掛金の納め方は2つ

方式掛金の納め方CCUSとの関係
証紙貼付共済手帳に証紙を貼って消印就労実績報告の作成にCCUSの就業履歴を使える
電子申請電子掛金(退職金ポイント)を買い、就労日数を報告して充当就業履歴を連携すれば就労実績の入力を省ける

電子掛金は3,000円分以上、10円単位で買う。賃金を払う期日の属する月の翌月末までに、就労日数を電子申請専用サイトで報告して充当する。電子申請方式はCCUSと連携しなくても使える。

公共工事では、元請が工事ごとにどちらかの方式を選び、下請にも同じ方式を求める。電子申請方式なら、元請は掛金収納書(電子版)を40日以内に発注機関へ出す(国交省の資料)。

見積書は工事の見積書・請求書を作るで作れる。

退職金の額

掛金の納付状況は、技能者本人が建退共に請求すると、はがきで届く。中小企業退職金共済法施行令は令和8年政令第239号で改正され、令和8年10月1日から建退共の退職金の額の表(別表第六)が変わった。ここでは退職金の額を出さない。

関連:法定福利費の見積への載せ方、インボイスと一人親方

出典

確認日はいずれも2026年11月2日。

参考にした資料

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